ビール

何度かつぶやきでやってますが今回こちらにまとめてみますビール関連。

今では新製品やらクラフト地ビールやら色んなビール飲んではレポートしてる私ですが、飲み始めて(社会人になってしばらくも)苦手だったのですよね。

美味しさが良く分からなかったし、好奇心で色々市販のものも試したものの、味の違いも良く分かりませんでした。美味しんぼ読んでエビスは違うとかの知識はあったので、贅沢しようと思ったときは買ってみたものですが、それでも発泡酒と比べればおいしいよね、程度で良さが良く分からず。むしろ甘いのや果汁系の弱いのが好きで専らチューハイとかカルーアとか、甘くないものでもジントニックとか飲んでた気がします。

 

そうした認識を変えるきっかけになったのが、とある着ぐるみオフでの飲み会でした。確か京都で、松三郎さんが関西に来た機会のもので、当時からビールに詳しかった同氏のセレクトでイギリスパブ風のお店に行くことに。

 

そこで飲んだ「よなよなエール」。それが私のビール道の始まりでした。

 

初印象はやはり「苦い」でしたが同時に「旨みも濃い!他のビールとは断然に。」でした。国内の市販ビールは詳しい人は知っての通り爽やかタイプ「ピルスナー」スタイルがほとんど(三年ほどの前の当時は特に)でして、そういうものはそれまで飲んだことも無かったのですよね。ビールというジャンルでこれだけ振れ幅があるとは・・・・基本珍しいもの好きの私の嗜好に火がついたわけで。

それ以来、店頭を探索して回り、ネットで関連スレなどを閲覧し、随分種類を飲みました。その過程は楽しい出会いの連続であった気がします。よなよなエールのようなエールスタイルの濃い苦いタイプ、ダブルボックのような更に濃いタイプ、ベルジャンやホワイトエールのような苦さ控えめで甘いタイプ、etc。

同時に一周回って、日本のメジャーなピルスナータイプの良さも再認識できたり。料理のお供に飲むには癖の少ない、喉越し良いそれが嬉しかったりするのですよね。最近では昔は馴染めなかったジョッキ生が、特にスッキリなタイプだと特に向いているなとか。もちろんじっくりゆっくり味わいたいときは濃いものとか、TPOに合わせて、なのでしょうね。

またこれきっかけで、ビール以外にも色々飲んでみて好みが探索できたのも収穫でした。特にウイスキー、焼酎などはビールにはまる以前はアルコール風味ばかり強く感じて苦手だったのが、クラフトビールのように良いものを一回試してみるとその後は楽しみ方がわかり、旨いと感じるようになったとか。

それなりにかなりの金額が飛んだ気がしますが、人生における楽しみが増えたという意味では好ましいことだったと思います。そういう出会いを与えてくれた松三郎さんには今でも感謝してます。

 

余談、実はそのオフは今でもつきあいのあるくっしーさんと始めてちゃんとご挨拶したオフでもありました。同氏とはまた色々エピソードがありますが、それはまた別の機会に・・・・