Furry研究会参加にて思ったところ

自分のフェチの源流って、案外忘れている部分もありますねという話。

 

着ぐるみについては以前一回記事にして、ぴっちりフェチが元だとは書きましたが、今考え直してみるとそれは一部でしか無かったのかなとか。

というのも先日「Furry研究会」というケモノ界隈での、ケモノフェチに関する座談会というか会議というかそういうものに参加しまして。そこでは参加者のケモノ趣味の経歴が主に語られたわけです。

自分は発表までは行かず専ら聴講とたまに質問や合いの手、雑談するに留まったのですが、発表者の話を参考にしつつ自分の経歴にも加筆していたら、先日記事で語った着ぐるみにはまったきっかけというの、他にも色々原因面で色々思い出せたという次第。

 

その一つがまず、自分が小学校の頃見ていた「セーラームーン」とかの変身美少女もののアニメ。それ以前は普段着のままか、変身しても魔女服とかばかりだった魔法少女ですが、セーラームーン以降は結構ファンタジーだったり、大胆な衣装も多くなってきたのですよね。元々変身願望みたいなものがあり、仮面ライダーや戦隊ヒーローも好きでしたが、やがてというかむしろそちらにはまっていたと。

で、自分もそれになりたいとか深層心理的に思ってしまったのでしょうね。それがずっと続いていて、やがてはTSFフェチ、さらに美少女着ぐるみにつながっていったのではと・・・・

 

あとイルカ工房。元々人間体型に近いメスケモが好きだった身としては、イナバちゃんとか憧れでしてそれ系をお迎えしたいと思ったのが着ぐるみお迎えへの大きな動機でした。

余談ながら、mixiとかSNS方面でも着ぐるみ検索しだした時にイルカ工房の中の人に関する諸々も知ったのですが・・・・何というか工房主さん、当時人間関係でトラブル抱えがちで過激というか辛辣な言動飛び交っていたりして、「着ぐるみ界隈怖い人がいるな」とそれ系の人遠ざけていたり・・・・その面でも影響受けてますね;

 

あとFurry研究会の参加者、人間体型に近い着ぐるみとして往時憧れの一つでもあったミーヤちゃんのマスターの綾野はるまきさん、ぴっちりスーツなケモノさん描いていた犬飼さん、自作で色々作っていてその創作に憧れブログも読んでいたりうのすけさん、という今思えば多大な影響を与えてくださった方々が同席していたいうのも感慨深かったですね。その方々から件のフェチの話も聞けましたし。

 

やはり、こういった人の体験談聞くと、自分で考えているだけでは中々発想できないことが想起できて面白く、かつ自分が元々何を求めてこの活動始めたかとか初心を思い出せて佳いな、と思ったものでした。美少女着ぐるみ界隈での座談会もまたやりたいですね。

ingress

メインでやっている趣味ですしもう一筆。

これにはまったお陰で、以前から趣味のDDRは絶え、着ぐるみは不活発になり・・・・ですが楽しいので仕方がない。

 

ingressとは詳しく語ると長いのでここでは省略(各自調べて下さい)ですが、SFチックな世界観のオンラインゲームでありながら、現実の世界の位置情報を使うという特殊性があります。ゲーム中で「ポータル」と呼ばれる拠点を青と緑、二つの陣営でとりあい、陣地を作っていく。しかしその「ポータル」は街中の石像などのオブジェ、駅や公園などの公共の建物、アートに設定され、実際の世界で現地に行かないとそれを占拠できない。

 

つまり家の中で、もしくは動かずにはほとんどゲームが出来ず、現実世界で移動して色々な所に行かないと進まないゲームなのです。つまり現実との関わりも深く、当然そこで他のプレイヤーとも出あったりすれ違ったり。その点では本当に特殊性があると言えます。

 

私の場合地道な育成ゲームが前から好きでコツコツ稼ぐことの出来る、また日頃スポーツ代わりに運動になる趣味のニーズがあった、また買い物や街歩きが趣味だったものもあり、趣向にがっちりはまった形。本当に昨年一年はingress漬けになった次第。

 

またゲーム中で特定のポータルを連続して訪れることが目的の「ミッション」という機能。これにはまりました。駅周辺のポータルを回るという簡便なものもあれば、寺社仏閣や観光スポットの名所を回るもの、また何よりやり応えがあるのが、複数のミッションを連続してクリアすると、クリアするともらえる「メダル」の並びが一続きの絵になる「メダルアート」というファン考案の非公式機能。各地でそういった絵を揃えまくってました。

そんなミッションやメダルアートはもちろん、関東だけでなく色々な土地にあるわけで。それ目的で居住地の千葉だけでなく都内を回ったり、もしくはそれ目的で東北や北陸に旅行したりもしました。旅行に関しては漠然と「たまには行ってみたいな」と思いつつ行きそびれていたものが、ingressという動機が出て背中を押された形です。実際遠隔地での旅先ではingress以外の美味しいものや名所に出会いましたしいい経験になりました。また比較的近い都内でも、以前は秋葉原や美術博物館のある上野など限定的な訪問であったものが、ミッションの所在する様々な街を回ることになり。同じ東京都区内でも土地によって街並みやお店の雰囲気などが全く違い、そういった特徴を楽しむ上でも大変面白い経験になりました。

 

一方地方都市でもingressを使った町おこしや観光事業を行う例もあります(プレイヤーが故郷ならではのミッションを作っている例もあり)。私の地元は君津市という、千葉でも大分南の田舎街でしてingressをやるにも昨年辺りはポータルやミッションも少なく、本格的にやるとなるともっと他の大きい街に繰り出す必要があったのですが。

そんな中市の観光課の中の人がこのゲームに注目した結果、一気にその流れが加速。昨年10月には「ミッションデー」今年2月には「ファーストサタデー」、またお花見ミッションといった季節に合わせたミッションまで作成するまでに。その流れの中では「こういういい感じのお店や場所があるよ!」など、以前から「この辺なんか田舎だから何も無いよな~」と思っていた私にとっても、新しい発見が色々ありました。もちろん地元の他のプレイヤーとの出会いや交流もあり。ゲーム対してだけでなく地元愛も生んでくれる経験ともなりました。

 

現実と関わりの深いゲームだけに、時には人と人とのぶつかり合いのような問題もあれど、私にとっては色々な素晴らしい発見や出会いを与えてくれたゲームでした。最近では盛り上がりも最高点でいつまでブームが続くか不透明ながら、これからもミッションに、地元での活動に、イベントにと積極的に外に出て行こうかと。

着ぐるみ

よくよく考えると記事いくつか書いたのにメインの趣味、というかフェチと言える着ぐるみに関して何も書いて無かったですね。今回は着ぐるみフェチの話、始まりと現在についてということで。この話も方々別の場所で何度か書いた気がしますが改めてと。

 

元々というか今でもそうですが、ぴっちりフェチでした。レオタード、タイツは言うに及ばず全身タイツまで。これは肌タイツやその上に着る衣装に続きます。元々それ系の画像掲示板探索するうち、こちらのジャンルに触れたのが入り口のひとつですね。同時にケモノでありそこからのトランスフェチ、そっち方面の着ぐるみ。また性転換・変身・ふたなり好きでもあり、そうした複数のジャンルが重なるところにちょうど、美少女着ぐるみがあった形です。願ったり適ったり。

 

どちらかといえば最初のぴっちりフェチが強く、序盤からギチとかスク水とかバニーとか、割と攻める衣装で撮ってました。一方、今ではドール系とか私服とかゴスロリとか、可愛い系に主軸置いてますね。これも別の面から見るといかにも女の子になる、という点に主軸置いた一種のフェチなのかも。

それと同時にぬこ面半自作やオリジナルなど、コスプレや造形にも興味が深かったり。活動の幅は随分広がりましたね。最も、割と勝手気ままに動きさらに受身なので、自分で何かオフを主催したり手伝ったり、数年の経験者なりの活動というものが未だに出来てないのは進歩少ないかもですが。

 

思い起こせば最初の外イベントに引率してくださった方、ぬこ面自作の手本を示して下さった方、今ではメインの一つであるスピカのモチーフとなった娘さんを作った方、ケモノ方面への回帰といえる造形的には少々異端なメイやりんごにも興味を下さった方、様々な出会いもありました。酒やゲームなどの共通の趣味も。そういった方々には感謝しきりですね。

 

またそういった方々についてもまた別の記事を・・・・と続々と考えていたり。一旦ブログ書き出すとあれもこれもとどんどん書きたいものが増えていくのが不思議ですね。毎日とは言わないまでも今後のんびり一つ一つ書いていこうかと。

ビール

何度かつぶやきでやってますが今回こちらにまとめてみますビール関連。

今では新製品やらクラフト地ビールやら色んなビール飲んではレポートしてる私ですが、飲み始めて(社会人になってしばらくも)苦手だったのですよね。

美味しさが良く分からなかったし、好奇心で色々市販のものも試したものの、味の違いも良く分かりませんでした。美味しんぼ読んでエビスは違うとかの知識はあったので、贅沢しようと思ったときは買ってみたものですが、それでも発泡酒と比べればおいしいよね、程度で良さが良く分からず。むしろ甘いのや果汁系の弱いのが好きで専らチューハイとかカルーアとか、甘くないものでもジントニックとか飲んでた気がします。

 

そうした認識を変えるきっかけになったのが、とある着ぐるみオフでの飲み会でした。確か京都で、松三郎さんが関西に来た機会のもので、当時からビールに詳しかった同氏のセレクトでイギリスパブ風のお店に行くことに。

 

そこで飲んだ「よなよなエール」。それが私のビール道の始まりでした。

 

初印象はやはり「苦い」でしたが同時に「旨みも濃い!他のビールとは断然に。」でした。国内の市販ビールは詳しい人は知っての通り爽やかタイプ「ピルスナー」スタイルがほとんど(三年ほどの前の当時は特に)でして、そういうものはそれまで飲んだことも無かったのですよね。ビールというジャンルでこれだけ振れ幅があるとは・・・・基本珍しいもの好きの私の嗜好に火がついたわけで。

それ以来、店頭を探索して回り、ネットで関連スレなどを閲覧し、随分種類を飲みました。その過程は楽しい出会いの連続であった気がします。よなよなエールのようなエールスタイルの濃い苦いタイプ、ダブルボックのような更に濃いタイプ、ベルジャンやホワイトエールのような苦さ控えめで甘いタイプ、etc。

同時に一周回って、日本のメジャーなピルスナータイプの良さも再認識できたり。料理のお供に飲むには癖の少ない、喉越し良いそれが嬉しかったりするのですよね。最近では昔は馴染めなかったジョッキ生が、特にスッキリなタイプだと特に向いているなとか。もちろんじっくりゆっくり味わいたいときは濃いものとか、TPOに合わせて、なのでしょうね。

またこれきっかけで、ビール以外にも色々飲んでみて好みが探索できたのも収穫でした。特にウイスキー、焼酎などはビールにはまる以前はアルコール風味ばかり強く感じて苦手だったのが、クラフトビールのように良いものを一回試してみるとその後は楽しみ方がわかり、旨いと感じるようになったとか。

それなりにかなりの金額が飛んだ気がしますが、人生における楽しみが増えたという意味では好ましいことだったと思います。そういう出会いを与えてくれた松三郎さんには今でも感謝してます。

 

余談、実はそのオフは今でもつきあいのあるくっしーさんと始めてちゃんとご挨拶したオフでもありました。同氏とはまた色々エピソードがありますが、それはまた別の機会に・・・・

東海林さだおのまるかじり

昨年辺りから読み進めてるシリーズ、東海林さだおの「まるかじり」シリーズというグルメものの随筆について。

 

知った当時は自作おつまみやグルメにはまり始めた時期で、隣辺りに並んでいたのを偶然手にして、でした。作者自体の名前は古典的なサラリーマンものの漫画家、あとこちらも読んでいた椎名誠との対談もやっていたな、試しに読んでみるか。で、はまったと。内容に関しては毎回一つの食べ物やお店に関して、東海林さだお氏が思うことや体験したことを書き連ねていくというグルメ随筆。よくある感じですがこれ好き、と思った特徴もいくつかあるわけで。

まず、取り上げている題材が基本庶民的なこと。グルメものと言うと各地の紀行文的に珍品や高級品、常連のみぞ知る穴場・・・・ということになりがちですがこのシリーズはそうでない。中には「噂を聞いて体験してみた」「一杯数千円の庶民メニューだと?」というものもあれど、大半は近所の店とか、おにぎりとかだんごとか牛丼とか、しかも特に五つ星に旨い逸品とかでなく普段一般食べるそれの実態や感想に近いもの。つまり親しみが持てるし、普段のこういうものを深く考えるという以外さが面白いのです。「小松菜に学ぶ」とか「独活の人格」とか普通考え付きません。

もちろん、それを補強する著者の巧みな表現の多さもそれを手伝ってます。擬音。風呂吹き大根に箸がしずしずと沈んでいく、という風流な表現もあれば、モーモーと湯気を上げるタンメン、サックサクのとんかつといういかにも旨そうな描写。後者のトンカツに関しては同じ記事内で十数回も「サクサク」とか「サクカツ」と繰り返してみたり。発想的な描写も目から鱗です。「牛タンを舌で味あうというのは舌と舌同士、つまりお互いに気持ちの良いところを知っている同性愛なのだ(概要)」とかに至っては。

また、著者もかなりの年配者ながら年寄りっぽい古臭さを感じないのも好感です。普通明らかな形でないまでも、「俺はこんなこと体験したんだぞ、昔の苦労は・・・・」みたいな雰囲気出たり、ややもすると説教臭くなり、そうでなくても真面目に文章が堅くなりすぎたり、となりがちですがこのシリーズは文章は平易明快、先ほどまで説明した庶民的な題材と擬音の多さで大変嫌味なく読みやすい。「説教」っぽい記事でも半分ギャグっぽいしょうもないもの(フルーツサンドだと?そこに直れ!・・・・食べてみたら案外いけるな)だったり。その反面考察の深さや表現の多さは年齢ゆえの貫禄も感じさせ、いい歳のとり方をされてるなと思うことしきり。

更に、既にあるものだけでなく「体験してみた」「実験してみた」系のチャレンジ系記事も面白いです。ある名店に豆腐一丁丼があるというので自作してみてその扱いや味わいを考察。一人花見・いじけ酒。この歳になって初めてコンビニおでんを買う。突然「梅干一個でどんぶり飯一杯食べる」「そばつゆでなく水でそばを食う」「冷やし中華を温めてみる」「クラフトビールで温めて飲むものがあるというので普通のビールも温めてみたが良く分からない味だった」などなど。

これら、何かに似ていると思ったら普段愛読してる「デイリーポータルZ」に似た空気感じるのですよね。実際あそこに紛れ込んでも案外違和感ないぐらいに。その点が私が気にいった要素でもありますし、デイリーポータルZ」よく読む人ならまた特におすすめではないのかな、と思います。

 

はてなアンテナ

はてなブログ始めましたが、実は数年前はてなアンテナは使ってました。

お気に入りHPを登録しておき、更新されるとタイムラインに表示されるやつですね。

 

当時は若気の至りでフェチ道盛んな頃、登録サイトはどれもフェチっぽいものばかりでした。根源のぴっちりフェチなイラスト個人サイト&実写画像掲示板、着ぐるみの前からはまっていたケモノ系のイラストサイトやお絵かき掲示板etc.

 

しかしそのうち別の趣味にはまったり、ログインのためのパスワードを忘れたり色々あって見なくなり数年。最近周りではてなブログが流行の兆しと改めて見直してみれば、登録サイトはどれもこれも更新停止か閉鎖ばかり。「この人頑張って毎日更新してるな」と感心していた着ぐるみブログも何の前触れもなくある日を境に・・・・ネットでは数年経つと大抵のコンテンツはこうなるものですが、時代を感じましたね。

 

しかし中には頑張って更新し続けているブログもあったりして。

Shrimp head;muddy 蝦頭娘2.0(ニューハーフ女王様blog)

成人対象注意。という言葉ぐらいでは表現しきれない濃厚さ。ラバー系の記事に惹かれて登録した気がしますが、大半は女装やそれによるプレイの、小説風味もある濃厚な描写。今見てもチェックしていた当時と変わらぬ勢いで驚きます。中の人も歳を取っていっているだろうに・・・・月並みですがフェチ趣味やるにもこの位エネルギッシュで末永くありたいものですな。

おはぎ(きなこ)の中身

おはぎ(ぼたもち)は米の周りにあんこ、他のバージョンとしてきなこおはぎというものがありますが、実家(岡山)のはあんこなしで米の周りにきな粉(甘みあり)、でした。

私は子供の頃これが好きで、母方の祖父母の家が作っていたそれのおすそ分けを兄弟取り合って食べていたものです。

が、近畿で一人暮らし始めて、市販の物を買ってみるとどれもあんこを米で包み、そのまわりにきなこ(きなこに甘さ控えめもしくはなし)という構成でして。実は岡山のローカルだったのかなと思ってました。そっちはそっちでおいしいのですけど。

でもそちらのあんこなしで甘いきなこのかかったそれが忘れられず、しまいには自作したりとかもしてました。

 

で、数年経ち千葉に来て、近所のイオンモールの「口福堂」のきなこおはぎはあんこなし、だったのですよね。思わず買ってしまいました、さすが専門店うまし。

 

気になって地方性とか調べてみたのですが、「関東ではあんこ入りだ」「広島でもあんこ入りだ」「いや、関東でも古いものはあんこなしだ」と諸説あってはっきりしないのですよね。食べ物の地方性とかよく言われますが、こういう今でははっきりしないものもあるのですな・・・・